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色々ダメなandroidアプリを開発したい会社員 高橋が綴る、androidアプリ開発やArduinoについて

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5日目/前編) 口座開設し微信支付で割引ランチ

 

お疲れ様です。高橋です。

先日からの続き

2016年6月13日(月曜日)

今日は、銀行口座の開設を友達に手伝ってもらいます。朝8時に岗厦駅までわざわざ来てもらって無事合流すると、沢山の銀行がひしめき合っている会展中心駅まで地下鉄で移動します。

会展中心とは、幕張メッセやビッグサイトのような、展示会を開催出来る広さの展示場です。

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見た目もどことなく幕張メッセに似ています。


銀行は朝9時に開店するのですが時間はまだ8時30分なので、しばらく会展中心をブラブラしてます。すると、ひと目でわかる程の異常な高さのビルを発見。深センには多数の高層ビルが林立していますが、この高いビルはそれらを通り越して高い。

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友だちが言うには、今まで深センで一番高かった京基100を超えて、新たに深センで一番高いビルになるとのことです。

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日本に帰って追加調査すると、このビルは平安国際金融中心といって、2016年、つまり今年完成する、世界で4番目に高いビルです。

ここに超高層ビルの一覧があるのですが、高さはなんと600メートル。日本で一番高いビルが「あべのハルカス」で、次いで「横浜ランドマークタワー」なのですが、それぞれ300メートルくらい。この平安国際金融中心はそれらの2倍の高さ。ランドマークタワーが2個縦に並んだ大きさになるのです。京基100でさえ442メートルなので、写真では分かりにくいこのビルの高さが理解いただけるでしょうか。


COCO Parkは、様々なサイトで見かける有名なショッピングセンター。まだ開店前の時間なので中には入りませんでしたが、開店してても中には入らなかったでしょう。高そうなので。

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あと数分で開店時間。中国の銀行は開店前に行列が出来るよ、と友達から脅されていましたが、行列や混雑の気配は全く見られなかったので、タバコを買います。

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広州では簡体字版のメビウスオプション5ミリが売っていましたが、深センでは普通の日本語版が売っていました。このタバコはフィルタの部分にカプセルが仕込まれていて、歯でカプセルを割ると、さらにメンソール成分が増すという高機能な優れものですが、味も機能も確かに本物でした。


開店時間の9時きっかり。まずは一番近くにあったICBC 中国工商銀行で口座を開設します。

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中国には様々な口座がありますが、作るならICBCか招商銀行か中国銀行のいずれかで作ろうと思っていました。ICBCを選んだ理由はロゴがカッコイイからです。というのは半分冗談で、街中にATMが結構あるから。中国のATMは他行を受け付けないので、街中でのATM遭遇率は非常に重要、最重要です。


銀行の外に24時間ATMがあります。IMG_8882

みんなATMで用事が事足りるので、窓口のほうでは行列や混雑が無かったのかもしれません。


銀行の中に入ると、こんなにスマートで綺麗。日本の銀行とは違って、ザ・ワーカーが余り目につくところにはおらず、窓口業務の数名だけが客の目につく所に座って接客している形です。

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銀行の中には様々な種類の端末があります。これらは開設した口座のネットバンキングのテスト用の端末です。口座を1つ開設すると店員がわざわざすべての端末の利用方法を教えてくれると共に、口座が開設された事と、現金が正しくチャージされている事を教えてくれます。

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本人確認のためにパスポートを提示したり、SMSにワンタイムパスワードを送られてきて認証したり、何桁かは忘れましたが何種類かの番号を何度も入力し、そんなこんなで口座開設とPC用ネットバンキングのセキュリティトークンを貰いました。貰ったというより、ICBCではトークンが40元掛かりました。

口座開設の際にもらう領収書では、トークン代40元が発生しています。開設後100元を入金した時の明細印刷結果が右下の紙です。

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100CNYの現金充値が手数料Freeで行われています。入金後の残高が下のほうに100.00と記載されています。

これが取得した口座に紐付いているカードとUSBドングル。U盾(Dun)と言います。

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このトークンはiPhone等のイヤフォンジャックにも対応しています。

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両方出すとこのような感じです。

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使い方を店頭で教えてもらいましたが、使わないのですっかり忘れてしまいました。なぜなら、スマホ用ICBCアプリの出来がとても良くて、このドングルを使わないからです。。

ICBCアプリは残高照会や履歴紹介にしか利用しません。他の人とのお金のやり取りは、銀行対銀行の振り込みではなく、微信支付や支付宝を介した方法が既に一般的だからです。ICBCアプリや微信支付でお金をやり取りする際、たまにSMSでワンタイムパスワードが飛んで来るので、そのSMSを受信可能なスマホさえあれば良いのです。


友人の協力が奏功して口座開設は難なくクリア。いきなり外国人利用禁止アル!とか言われた時のため用にリスク分散のため、もう1つ口座を開設しました。

深センに本部があり、深セン好きな私にピッタリな招商銀行。こちらもATMを街中でよく見ます。

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こちらは手数料は一切掛からずUSBドングルもゲット。招商銀行は4桁*4つの16文字のクレカっぽい番号体系ですが、ICBCとは番号の長さが違います。

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中国は銀行毎に番号の体系が異なるのです。


2016年6月13日時点の、「微信支付の利用を主目的とした中国の銀行口座の取得方法」について下記にまとめると、

  1. 中国人の友達に協力依頼 – 開設には中国での住所が必要。ホテルの住所でも良いかもしれませんが、口座を作る必要性をきちんと窓口のオバチャンに訴える必要があります。中国語が話せる人が身近にいる人は素直に協力を仰いだほうが手っ取り早いです。口座作成の必要性は各自の創意工夫で考えるべきでしょう。
  2. 中国大陸の電話番号確保 – 中国の口座開設時も、アプリでの残高照会も、ワンタイムパスワードがSMSメッセージで電話番号宛に送られてくるため、電話番号は必須です。私は跨境王というチャイナユニコム香港のSIMを日本のamazonで事前調達しておき、大陸と香港の通信と電話番号をそれぞれ確保しておきました。
  3. 口座開設を申請 利用用途について– 事前に決めた必要性を窓口で伝え、口座開設を申請します。口座開設の時に銀行側で用途を細かく設定するため、微信支付や支付宝での利用、ネットバンキング、キャッシュカードの利用を希望する旨、漏れ無く伝えます。私はミスしましたが、「海外での银联(Yinlian / UnionPay)利用」も伝えるべきでした。伝えるとカードに磁気ストライプの付いた前世代のカードがもらえます。私はこれを伝えていなかったのでICのみの最新式になってしまいました。日本の店舗で利用する事を考えている人は必ず伝えるべきです。
  4. 口座開設を申請 名前について – 微信支付や支付宝に興味無い人には関係ありませんが、登録する名前は、銀行によっては「姓」と「名」の間に空白を入れて登録する場合としない場合があります。中国人は姓と名の間の空白という概念が無いのです。何が問題かというと、一度微信支付や支付宝で「TAKAHASHIYUJI」と名前を登録した口座を紐付けると、銀行による認証で「このwechatアカウントは TAKAHASHIYUJIである」とみなされてしまいます。微信や支付宝は以降の口座の登録氏名を「TAKAHASHIYUJI」以外は受け付けないため、「TAKAHASHI<空白スペース>YUJI」で登録したカードは登録不可能になってしまいます。名前を登録する際は姓と名の間の空白に過敏になりましょう。

口座を開設し現金もチャージ出来た。後は割引アプリを使って割引ランチを食べるだけです。次の目的地である深圳书城(Shenzhenshucheng/深セン書城)に向かうため地下鉄駅に向かうと、こんな看板が。

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これは、まごうことなき吉崎観音チックな絵です。目といい手の形といい。ただ筆のタッチが若干違和感あり。

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本人の作品か否かを調べるためググってみると、どうやら吉崎観音風の別人のイラストのようです。

こちらは若干妖艶な感じの女性がモデルになっていました。

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所感無し。


会展中心から深セン書城までは友達が滴滴を使ってくれてダイレクトに到着。

深セン書城の近くにあるお店で、「美团(Meituan)」という割引アプリを使ってランチを食べます。

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注文した物が来るまで微信や支付宝に口座を紐付け、友達と私とで口座から微信支付を介してダイレクトに少額転送出来る事を確認した後、いよいよランチの支払いです。

レジカウンターに行く前に美团で90元の商品を選択し、支払いを微信支付にします。

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微信支付では微信支付自身に残高が無いので、ICBCから直接支払いをする、という画面がこちら。

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微信支付で決済成功画面が表示されます。

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美团に戻ると決済が成功した画面が表示されます。

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その他、自販機で微信支付を使うと4元の飲料が2元で買えたりと、美团等の割引アプリを使わなくても勝手に割り引かれる事が多くあります。セブンイレブンで買った2元のガムは1元で買うことが出来たり。

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実際の決済のやり方は同じ微信支付でもいくつかの方法があります。店頭に設置してあるQRをスキャンしての決済、美团などのアプリを介した決済、コンビニでは支払い用のQRを微信支付に表示し店員にスキャンしてもらい決済、小規模な店舗などは金額を直接入力してダイレクトにお店の人に転送、などなど。

中国に来て微信支付を使わないのは色々と損します。


諸々満足して次なる目的地深セン書城へやってきました。

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ここは様々な本が売っています。IT関連は秋葉原の書泉レベルではない物の、かなりの種類が揃っています。

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電子工作関連や、一部で有名なiPhoneを部品レベルで修理するマニュアル本等、多種多様です。

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それでも一番この本屋で熱いジャンルは、淘宝や百度等のSEOや、越境EC、O2O、微信のビジネス利用ジャンルの本でした。

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多くの本が平積みにされており、関心の高さが伺えます。

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あと、web2.0的な、○○2.0とか○○3.0といったタイトルの本が多数販売されていた印象を受けました。

微信の過去の成り立ちから、現在出来る全ての機能について書かれてある本を買いました。もちろん微信支付で。

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この本は割引はありませんでした。59元。約1,000円。

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中国の本は大体50~70元の価格帯です。

 

後半へ続く。

 

 

 

 

 

以上、よろしくお願い致します。

 - 2016年6月_深セン広州

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