4日目/前編) 越秀公園の後、バスで深センへ
お疲れ様です。高橋です。
2016年6月12日(日曜日)
今日は広州から深センに戻る日ですが、最後に近所にある公園、越秀公園を散策してきます。 越秀公園はホテルのすぐ南にある大きな公園。 越秀公園の上に、上野公園と不忍池をレイヤしてみたのですが、大体同じくらいの大きさです。
2泊3日お世話になったホテルを出て、越秀公園に向かいます。このホテルは1泊1,800円もしただけあって、かなり快適でした。 今度広州に来ることがあったら、きっとまたこのホテルに泊まる事でしょう。
日差しは強くないけど、相変わらずの湿度。男性は皆半ズボンなのに、私は長ズボン。脚にべっとり汗がまとわり付きます。おまけに髪の毛がモサモサしてて、これも暑さの要因の一つ。 歩いてもそれほど時間は掛からないのですが、あまりの暑さにクーラーを求めてバスで公園へ。
公園の正門から真っ直ぐ入って行くと池があり、ボートなんかで遊覧出来るようですね。 池の向こう岸になにやらゆったりと踊っている男性発見。
太極拳っぽい、ゆったりと優雅な動き。早起きと運動が共に苦手な私には真似できません。
しばらく進むと、こちら岸にもいました。しかもたくさん。
更に進むと謎の洞窟の入り口が。
門には鍵が掛かっていて、本当は更にその奥に行けそうなのですが、奥にも扉があって、中に入れないようです。
広州市人民防空工程という看板が埋め込まれてました。
これはもしや、中国版VAULTなのか。
開けた場所ではグループスポーツをやる人々が。 ちょっとした山を登ると、この公園の売りの一つである五羊雕像。
大昔、貧しい土地だった広東を見かねた神様が、穀物の種を5種類くわえさせた五匹の羊を派遣し、五穀豊穣となった、という言い伝えがあるらしく、それのモニュメント的な石像です。 広州の交通機関プリペイドカードは羊城通(Yangchengtong)と言います。広州は羊城とも言われてた時期があったらしく、それもこの五羊の言い伝えが元になったのでしょう。
ダンスしている人々を見ても驚きが無くなってきました。 ところでこの壁がとても古くて歴史がありそう。と思って見てたら、傍らに看板が。
1380年に作られた広州の城壁の遺構のようです。今から600年以上も昔です。 この城壁、上に登ることが出来ます。
所々に「滑るな危険」のポールが立っていました。
確かに、右側の普通の道路と比べると、非常にツルツルします。
滑らないよう慎重に歩き、城壁の上から下を見下ろします。 それほど高くは感じませんでした。
中国の城壁といえば、決死の覚悟で梯子掛けて特攻し、上から矢で射られたり煮えた油を浴びせられたりと、すごい過酷な攻防が繰り広げられる場所・・・と、横山光輝の三国志で育った私にとっては、この城壁から見下ろす景色は特別な感慨があります。
この公園は見どころが沢山あります。もっと落ち着いてゆっくり・・それこそ1時間くらいぼーっとベンチに座って踊っている人なんかを見続けていたかった、そんな場所でした。 階段の踊り場は、文字通り、踊り場。手に扇子を持った一団が練習していました。 扇子を持っていない人は、エア扇子。
越秀公園を後にし広州を満喫した後は、深センに戻ります。来るときは高铁(Gaotie)で来たので、帰りはバスで帰ります。広州駅にあるバスターミナルまでやってきました。 このQRコードをスキャンすれば、微信支付で買えるようです。 チケット販売所に移動し、
深セン行きのチケットを買うため、この列に並びます。
広州からのバスは遠く上海にも届く。お値段435元。約7,000円。
深センの各地域は、大体下記のような価格帯。
深圳までのチケットの価格を掲示板で確認した後、紙に「深圳 票 一个 68元」と書きます。それを窓口のオバチャンに見せつつ、100元札とパスポートを渡し、無事チケットをゲット。
チケットにはどの建物の何番乗車口から乗れるかが書いてあるので、それに従って移動します。
深圳罗湖行きの乗車口にやってきました。バスは定刻通り出発です。 中国の高速バスは初体験です。運転手のオッチャンがスマホをハンズフリーモードにして、歌謡曲?バラード?っぽいものをガンガン流しながら運転してます。
2時間程で福田の出口に到着。ここからあとちょっとで罗湖です。
罗湖まであと僅か。
深センに到着です。向こうに見えるなだらかな山は香港です。
罗湖から岗厦(Gangxia)まで地下鉄で移動します。深センでの滞在ホテルがここにあります。
ホテルにチェックインする前に腹ごしらえです。ホテルの入居している巨大タワーマンションの1階に、いい感じのフードコートがありました。
鶏と高菜とご飯とスープ。店では基本飲み物は出さないので、このジャスミンティーはすぐ横にあるコンビニで購入。
このジャスミンティーが非常にウマイ。鶏は骨が多くて食べにくいですが、安くて量が多いので大満足。
タワーマンションの32Fにあるホテル。ユースホステルなので、4ベッドが1部屋につめ込まれています。特に問題無くチェックインし、シャワーやらキッチンの使い方を英語で教えてもらいました。 コミュニケーションスペースなんかもあり、他の宿泊客と雑談出来ます。
外のベランダには喫煙スペース。若い女性がタバコ吸ってました。その向かいの椅子に座って私もタバコを吸い始めたのですが、この女性、パンツ丸出しのまま椅子にあぐらをかいて座っている。丸出しなパンツが気になって気になって仕方ありません。 でもしばらく経ってパンツなんかどうでもいいや、という境地に至り、外の風景なんかを見始めます。
新しいビルを建設中。見える範囲だけで3つあるのですが、この奥のほうにももっとあります。 結構地下深くまで構造物があるようです。
以上、よろしくお願い致します。
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