6日目/前編) 華強北でiPhone液晶修理、農民市場で膨大な果物
お疲れ様です。高橋です。
2016年6月14日(火曜日)
起床後、アイスクリームでも買おうかと、ホテルの下にあるセブンイレブンに行ってみると、パンダのクッキーが。奥様から「パンダグッズ」を土産として買ってくるよう要請されていたため、後ほど購入する事に。
华强路近くのこの交番が、友人との待ち合わせ場所です。待ち合わせ時間ちょい前に合流し、早速华强北の散策開始です。
华强北は、端的に言うと「店員の平均年齢が30歳ほど若返った、超巨大ラジオデパートが、何棟も連なる街」です。
友人と隈なく歩き通しました。今回こそRaspberry Pi ZERO売ってるかなーと思って見まくったものの、在庫無し。
数日前に広州で100円くらいで買ったこれ。
ここにiPhoneとモバイルバッテリーを繋げてたのですが、速攻で壊れてしまいました。朝起きても全然iPhoneが充電されておらず。火を噴かなかっただけヨシとしましょう。
代わりに4portの高速USB充電機を、きちんとした値段で買いました。
こいつは2A出力だし、値段は400円程度だし、言うことなし。
この記事書いてるのは買ってから1.5ヶ月経ったタイミングですが、毎日正常稼働してます。
2時間ずっと歩いて疲れたので、少し裏道へ。
裏道には、私が前回1月の旅行で感動した1個1元の饅頭を売っているゾーンがあります。前回は2016/01/09(Sat)で、今回は2016/06/14(Tue)。前回よりも働いている人が多く、お昼時という事もあって活気がものすごい。
我々もお腹がすいたので、お昼ご飯。よく目にしたけど一度も入ったことの無かった「真功夫(Zhen gongfu)」に行きました。
フランチャイズだからあんまり美味しく無いかな・・・と思って食べた所、激ウマ!特にこのスープがウマイ!ご飯もウマイし言うことなしです。値段は街の小規模な個人経営料理店より高いですが、それでも450円程度です。
ご飯を食べた後は更に探索続行。友人の脚にダメージ発生するくらい、歩き通しました。
会社の人から「液晶が割れたiPhone5を修理する」というタスクを預かってきたので、手机维修(Shouji weixiu)と書かれた店舗を何店舗か価格調査し、一番コストパフォーマンスの良いお店で修理依頼です。慣れた手つきで壊れた液晶をスルスルと外していくお兄さん。
修理を依頼すると、お店で修理している人が部品調達係にwechatで「iPhone5、液晶部品」とかメッセージを送ります。
すると、部品調達係が华强北のどこかにあるiPhoneの部品を調達してきて、修理にとりかかります。このお兄さん、我々のiPhone5修理の他に、GalaxyやらiPhone6 Plusやら、沢山の修理品を並行して分解修理しています。すごいスキルです。
それぞれのスマホを分解した時に発生する微細なネジを無くさないよう細心の注意を払いつつ流れるような作業で修理が進みます。
25分で終了。180元なので、2,900円程度。うーん、素晴らしい出来栄え。
その後、1月の時にArduino Pro Mini互換機を10台買ったお店に行きましたが、あいにく当時の店員は席を外していました。その代わり、隣のお店にいたオバチャンは健在で、多種多様なケーブルを相変わらず販売していました。私の事を覚えていてくれて、ニッコリ。NARUTO主題歌を歌った娘さんは不在でした。
华强北散策を一通り終え、妻へのパンダ関連グッズをお土産として持ち帰るため、お土産専門店街に行くことに。
しかしこの先は廃墟となっていました。お土産は別な所か、朝見たセブンイレブンのパンダクッキーで決定です。
次なる目的、「茘枝を食べる」を達成するため、深センにある巨大農民市場へ行きます。
深センの地下鉄の将来はこんな感じをイメージしているようです。
何故かこの写真に写っているのは欧米系女性ばかりで、良い服装を身にまとい、良いバッグを持っています。まるでバッグや洋服の宣伝素材からやってきたかのような。
华强北の地下鉄駅に向かう暫定地下道が通っていました。壁にある案内は「To Train」なんですが、天井からぶら下がっている案内は「bus」と書いてあります。
もちろんこの先にはバス乗り場は皆無なのですが、地下鉄もバスも同じ「車」なので、中国人が読める漢字表記が正しければ英語表記なんて些細な問題なのでしょう。
農民市場に近い駅、香梅北站(Xiangmeibeizhan)に到着です。
ちょっとした距離なのですが、外はずーっと地獄の湿度が続いている状態なので、バスで移動します。中国で散歩する時は、地図で見ただけだとそのスケール感や縮尺感が把握出来ないので、危険です。「近いだろう」と思って歩いてみたらすんごい遠かった、という事がよくあります。
というわけで香梅北を出て。
北のほうのバス停までテクテク歩きます。ウォルマートが見えてきました。
福田外语学校西という停留所からM312に乗り、福田农批市场に向かいます。
2元払えば、エアコンで涼みながら移動出来ます。
あっという間に涼の時間は終わり、農民市場に到着。
少し歩くと、入り口。
貨物列車の車両をそのままトラックで引いてきて、中には大量のスイカが。
市場に入ると、おびただしい数の果物が。
市場入り口付近の店舗は客引きがスゴイのですが、振り切って中に入ります。
圧巻なスイカの売り方。これが1個何十円で買えるのです。
市場はとても広い。果物、野菜、肉、魚、なんでも売っています。ここでも全ての通りをコンプリートするため、歩きまくります。
私は普段料理を自作しないので、見たことのない野菜がたくさんあります。この角みたいなのも、初めて見ました。
歩き通して疲れたため、市場の二階に上り、タバコ休憩。
一休みした後は、更なる探索。
豆や粉の専門店があったり・・・
香辛料だけを取り扱っている店舗が軒を連ねていたり・・・
タチウオ専門店があったり・・・
マンゴー専門店があったり・・・
全ての店舗で共通して言えるのは、その値段の安さ。中国は食料品、とりわけ農産物の値段は本当に安い。一部では物価が日本より高くなっている・・・事もあるでしょうが、今回の旅行では、とくに「食」に関しては、よほど高いお店に行かない限り、安い場合がほとんどだと感じます。
農産物がこれだけ安いと、その背後で苦労しているであろう農民達の所得を直撃するはずです。果物は季節の物なので年に1回しか採れないだろうし、天候にも左右されるため、余計に心配になります。
市場の2Fで休憩していた時に下に見えた、テントの下では、季節柄茘枝が大量に売られていました。赤い奴が食べごろです。恥ずかしながら、私が日本で食べたことの有る茘枝は、冷凍物を解凍した物だけでした。今回の旅行のタイミングはドンピシャで茘枝の季節だったので、採りたての茘枝をそのまま食べれる!
友人はこの大量の茘枝の中から色の良い物を選んで、1キロ~2キロ程ダンボール箱に詰めて購入しました。単位がキロなのが、中国らしい。
市場では試食は当たり前で、食べながら歩けます。販売している物をポイっと拾ってパクっと食べ、ポイっと捨てます。茘枝の皮がそこら中に落ちていますが、問題なし。
以上、よろしくお願い致します。
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