初日/前編) 深セン長龍まで ~跨境王SIM、端午節の粽子
お疲れ様です。高橋です。
2016年6月9日(木曜日)
旅行初日。世田谷の自宅から成田空港は遠いので、実家の市川市に前泊し、そこから出発。早朝、京成鬼越駅から出発。
この駅を使うのは初めてだったのですが、まあ周りに何もない。本当に何もない。早朝なので電車の本数もそんなに多くない。しばし待って出発。
昨晩は楽しみ過ぎてなかなか寝付けなかったため、電車の中ではぐっすり眠る事が出来ました。大人になっても未だに楽しい事がある前日は寝付けません。
今回もJetstartを使って香港まで行きます。荷物はバックパックのみで受託手荷物は無し。機内食も不要。セールを狙ったので飛行機代は往復で18,410円。
もっと安く行ける方法を日々模索中ですが、おそらく香港エクスプレスかJetStarのセールが一番安いかと思われます。
成田空港で香港ドルと人民元を両替しました。
香港ドルは、バス代とMTR代の片道60HKD、往復で120HKDのみしか使わないので120HKDきっちりの両替とし、人民元は持ってきた日本円の半分をここで、そしてもう半分を現地で両替します。
罗湖(Luohu)口岸に入って上の階に行くと、深圳市港澳国際旅行社というお店が両替をやってます。1月の時も今回もここで両替しました。
もっと探せばレートが良い所があるのかもしれませんが、ここの女性服務員は、私があまりの暑さにTシャツをバタバタさせていると、笑顔でうちわをくれます。
飛行機に乗り込みいざ出発。
飛行機の中では、SIMフリー化したiPhone6Sの電源を切り、Amazonで買っておいた跨境王(Cross Border King)という、「China unicom香港」のSIMを挿しておきます。
普通の「China unicom」のSIMだと、大陸ではグレートファイアウォール(金盾 / Jindun)のためにGoogleやらなんやらにアクセス出来ないのですが、「China unicom香港」だと、香港からのローミングになるため、大陸にいても制限無くインターネットにアクセス可能です。日本の携帯電話を持って行ってローミングするよりも遥かに安くネットが利用出来ます。3Gのみとなりますが、大量のデータ通信が発生するであろう地図アプリは、事前にwi-fi環境でbaidu mapと高徳地図とtencent mapの3つを入れておき、それぞれに広東省の地図を全てダウンロードしておいたので、特に困ったことはありませんでした。
また、今回は銀行口座の取得と様々な割引アプリの利用が主目的の旅行です。中国のアプリはどれもこれもSMSで暗証番号を飛ばす認証方式が主流です。銀行口座取得や銀行のアプリでもSMS認証が使われます。ので、SMSを受信出来る大陸の電話番号は必須でした。
跨境王のパッケージの中身は、SIMがくっついているカードの他、英語の説明書や日本語の説明書もあります。
香港に到着してiPhoneの電源を起動すると電波をキャッチし、APN等の設定が自動的に変わり、SMSが送られてきて、カードに記載されている香港と中国大陸用の電話番号が利用可能になります。
事前にネットで調べた所、iPhone6SのAPNの設定はちょっと面倒な事を手動でやらないといけないかも、と、覚悟していたのですが、全て自動的に完了して拍子抜け。
拍子抜けついでに、500MB/7日間のデータ利用パックを購入し、準備完了。
香港空港に到着し、空港内にあるセブンイレブン。
特に何も買わなかったのですが、香港は出前一丁がすごいシェアを誇っているようです。
1月の時も香港の料理店で普通に「出前一丁」をそのまま器を変えて出しているような店があるくらい、食生活に食い込んでます。
香港空港を出てバス乗り場に向かうと、今まで体験したことの無い湿度。いやいや、体験したこと無い、というのは嘘でした。サウナでは体験した事があります。
異次元の衝撃を受けつつも30.9HKDを払って上水まで行くバスに乗り込みます。
上水駅から羅湖駅行きの電車に24.5HKDを払って乗ります。
あっという間に罗湖(Luohu)に到着です。
湿度は、香港より若干ましかな?と思う程度。いずれにせよ、ものすごい湿度。雨が降り終わった直後だったのか、地面が水浸しでした。
とりあえず罗湖(Luohu)の風景を堪能しつつ、心の中で「Luohuよ、私は帰ってきた」と叫んだ後は、2Fの両替屋で人民元を追加両替し、ホテルに出発です。両替が終わり地下鉄駅に向かう途中、口岸の建物と罗湖商業城の間の通路でオバチャンが粽子(Zongzi / ちまき)を売ってました。
中国では6月9日~11日は端午節という祝日で、粽子を食べるのが慣わしなんだと、事前に学習してましたので、1つ買って食べます。
中には色んな種類の豆が入っており、ウマい!朝5時30分に実家を出てから何も食べていなかったお腹が若干落ち着きます。
今回のホテルは长龙という駅が最寄り駅ですので、老街(Laojie)と布吉(Buji)で乗り換えます。4元のお金と、30分30秒(Shenzhen metroの公式サイトは、秒まで出るのか・・・)で行けます。今のレート(15.45)だと、62円です。
1月に来た時は、老街(Laojie)より北には行かなかったのでわかりませんでしたが、地下鉄が途中から地上に出ます。
布吉(Buji)近くまで来ると、なんだかとても大きな建物が見えてきました。
深圳东站(Shenzhen dong zhan)です。
中国の鉄道駅は、本当にでかい。
地下鉄の車内液晶ディスプレイでは、電車に持ち込んではダメな物をアナウンスしたりしてます。大量の刃物なんかはダメみたいです。これは日本でも同様ですね。
そして、放射性物質もダメみたいです。放射性物質!?
下記は日本の東京メトロに於ける持ち込み禁止な物の一覧ですが、この中には放射性物質はありませんでした。
当然、日本でも放射性物質を地下鉄車内に持ち込んだら色々な意味でダメに決まってますが、同じ地下鉄でも持ち込み禁止を強くアナウンスする物に差が多少あるようです。
罗湖(Luohu)から大体35分で长龙(Changlong)に到着。
その後、ホテルがなかなか見つからず困りました。agodaというホテル予約アプリで地図表示すると標準でgoogle mapで表示されるのですが、これの位置表示は大体左上に数十メートル~100メートル程度ズレるのです。ので、位置表示は信じず、文字で書かれた住所をbaidu mapで検索するなどして、ようやくたどり着きました。1月にも経験していたはずなのに。
ここまでの行動時系列
以上、よろしくお願い致します。
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