遅刻の言い訳提案システム 第一週最終日

お疲れ様です。高橋です。

今週は稼働→分析→修正→稼働、という繰り返しを何度か実施し、チューニングを施して来ました。

本日の提案数

Androidユーザは寝坊Tweet人口の25%程度を占める事が先日判明したので、Androidユーザのみを提案対象とするフィルタを掛け、同時に0700～0859の稼働時間を0600～0959に変更したせいか、総提案数は308と、先日の289を若干上回っています。TwitterAPIの上限到達を避ける事が出来たからだと考えます。

時間別で見ると下記の通り。7:00頃と、7:30、8:00あたりに何かしらの有意な差を感じます。

デバイス状況は下記の通り。総ボリュームは少なくなっているものの、全員がAndroidユーザです。

フィルタした事による各metricsへの影響

Impression(目に触れた数)とretweets

提案数は先日比106%向上したにも関わらず、impressionもretweetsも減少しています。

その他のmetricsについても、同様に減少しています。これはマズイ

とはいえ、Androidフィルタを掛けたのが原因なのか、金曜日という曜日が原因なのか、判断付きません。金曜日はエンジンが掛かって寝坊する率が低くなってるのかもしれません。ここは一旦、Androidフィルタを掛けずにデータを連続で取ってみようと思います。今週はバグやらデータ取りの追加実装等もありましたし。

言葉遣いのA/Bテスト

言葉遣いの違いによる平均値を今日もチェック。

明らかに機械的な言葉遣いのほうが良好な成績を残していると思われますが、3/10と3/13の差が激しくて、まだ意思決定出来ません。引き続き継続します。

アプリのDL数

2015/3/5に調べた時は、「2015/3/2時点でDL数は4」でした。そう、googlePlayのDL数はかなり時差があるのです。。

1週間が経過した「2015/3/11時点のDL数は12」です。3倍に増えました。

ですが、Twitter上での提案システムを稼働させたのが2015/03/09からですので、たった1DLしか増えていません。とはいえ、ユーザプロフィールをクリックしてくれる人が毎日400人いるので、脱落ポイントがどこかにあると思います。

普通に考えると、

1. 提案する – 毎日300人程度
2. 提案された人がRTする – 毎日60人程度
3. RTされた提案を見る人がいる – 毎日13,000人程度
4. ユーザプロフィールを見る人がいる – 毎日430人程度
5. Androidユーザである – ↑の25% = 毎日100人程度
6. リンクをクリックする – ほとんどいない
7. DLする – ほとんどいない

というパスがあるのですが、おそらく5と6でかなり脱落している可能性があると考えます。

プロフィールの内容を疑う

「遅刻の言い訳」アカウントのプロフィールを見るとこんな感じです。よりDLを煽るには、もっと好奇心を煽る必要があると反省。営業時間も変動させているので、事実じゃない事が書いてあるし。

プロフィールの文言を変えてみようと思います。

下記は、頂いた返事全件を分析ツールに突っ込んで、特徴的なキーワードを抽出しつつそれぞれのキーワード同士の共起度を可視化した物です。

「笑う」「ありがとう」「遅刻」「言い訳」がキーになってます。が、「ありがとう」はプロフィールの売り込みにはあまり相応しく無いし、仮に「あなたの『ありがとう』が聞きたい！使えて笑える遅刻の言い訳を提案します！」とかすると、某居酒屋チェーン店を想起させるので、個人的にネガティブ。それ以外のキーワードを踏まえ、下記のように文言を変更してみました。

以上、よろしくお願い致します。