01/22(Mon) 切符受領&华强北&合肥へ

お疲れ様です。高橋です。

01/21(Sun)へ

旅行3日目の出来事

1. 12306で購入済みの切符受領
2. 老街(laojie)散策
3. 华强北(huaqiangbei)散策
4. 寝台列車の待機中、呉の孫権に出会う
5. 寝台列車に乗り込む

12306で購入してた切符を受領

朝の南山駅は遠くがモヤってる。テンセントのツインビルがくっきり見えない。鉄道切符は、春運時期が近くなると、現地で購入しようにも全部売り切れてる可能性が濃厚なため、事前に日本で12306を使って購入済みです。無事に切符を受け取れるかどうかドキドキしつつ、深圳西站(shenzhenxizhan/深セン西駅)に移動します。

深圳西站へは南山からofoで向かいます。途中大きな道路が走ってます。深センの街中を走ることが法的に出来ない大型のトレーラーなんかが、すごい排気ガスを出しながら物を運んでいます。

到着。この駅は私が見てきた中国の鉄道駅の中で最も小さく、最も貧相な外見です。

しかし、深圳北站では味わえない旅情溢れる良い駅です。駅機能が全体的にコンパクトにまとまっているので、あまり構内を歩かなくても良い。南山からも近いし、各地方への移動も便利だし。この駅、大好きです。

切符を受領しに、いざチケットカウンターへ。

他の駅と比較してガラガラです。時間帯がたまたま空いていたのでしょう。

パスポートと、12306の予約番号が記載されてるSMSの画面を見せると、速攻で発券してくれました。ここで切符を買うよりも、購入済みの切符を渡すだけのほうが、既に情報も登録されてるし席は確保済みだし、受け付けの人も楽なんでしょう。

無事受領したらお腹が空いてきたので、どこかに行きます。

老街(laojie)散策

フラフラと鉄道駅に最も近い地下鉄駅の大新あたりに行くと、KFCが。でもなんか張り紙が貼ってある。

心の目で中国語を読むと、「大新村の道路工事中、ネットの光ケーブルが間違って切断され、ネットが使えません。なので、支付宝や微信支付や、セルフオーダー機能が使えません。ごめんね！」

こういう事があるので、多少の現金は携帯しておくべきですね。

さて、その多少の現金を使ってKFCで食事。cross fireとのコラボキャンペーンで、ゲーム中の何かが貰えるカードを貰いました。

KFCでお腹いっぱいになったので、地下鉄で老街へ移動。

地下鉄で移動中、推定年齢4～5歳の男の子が猛烈な弾幕系シューティングゲームを遊んでました。将来が楽しみ。

老街に到着。

旅行中ずっとお世話になるであろうお茶を購入します。前回の旅行で店長が色々親切にしてくれたので、今回もここで買いました。残念ながら前回いた店長は、実家のある湖北の支店に異動になった、と本人から微信で聞きました。

この固形のお茶は、普洱茶の沱茶と言い、少しずつ飲む分だけ崩して飲みます。固形茶は他にも色々種類がありますが、この形が旅行中の携帯にはベスト。

続いて動漫城。ここも毎回くる定番スポットになりました。

前回来たときは王者荣耀にハマってなかったので見過ごしていましたが、王者荣耀のフィギュアが沢山売ってます。

君の名は、のイマイチな奴も。

华强北(huaqiangbei)散策

続いて华强北に移動です。今回は電子部品の調達は行わずサラっと流す程度です。

携帯ショップの前を通り過ぎると、「免流量」という文字をよく見かけます。これは、日本で言う所の「LINEし放題」とかその手のパケ放題を意味します。おそらく。

デカデカとプロモーションを打ってるのが、テンセントのsim。wechatやqqを始めとしたテンセントのメジャーなアプリがゲームも含めて無料とは。

月19元の維持費でこのアプリ群がパケ放題なら、かなりお得なんじゃないでしょうか。

华强北はスマホに絡む物なら、文字通りなんでも売っています。iPhoneの内部の部品から、不正規ライセンス物のケースまで。

私は王者荣耀のスマホケースを購入。1個200円程度でした。元々使っていたスマホケースは、1年前に华强北の道で拾った物なので、更新します。

お腹が空いてきたので、华强北で働いている人達が普段買いに来るお弁当屋でお弁当購入。

このボリュームで270円くらい。美味いしボリュームあるし、眼の前でモッサモッサと出来たてを詰めてくれるので暖かいし、あと速い。オリジン弁当の数倍速い。最高です！

寝台列車の待機中、呉の孫権に出会う

いよいよ寝台列車で18時間という長旅に出発です。車中で食べるため、コンビニでカップラーメンを購入。

王者荣耀のアーサーがプリントされてる、コラボラーメン。

深圳西站に到着。

何事もなく駅構内に。列車番号が「K256」、と、とても切りの良い数字で覚えやすい。

駅構内も、やはりどこか深センっぽくない田舎らしい感じの雰囲気です。天井も他の駅に比べると低い。

お茶を作るための熱湯スポットは、大抵駅の両端にあります。

入り口の右にあるゴミ箱は、カップラーメンの食べ残し等を捨てたりします。

このコックをひねると、熱湯がチョロチョロと出てきます。

待合室では大勢の人が待機してます。この人達ほとんどが今から寒い地域に向かうのです。

駅舎自体は古いのですが、給湯器や充電機等、ポイントは抑えてます。

ここで充電している時、同じく充電していた人と知り合いになりました。私が三国志史跡を巡るために合肥に行くことを伝えると、何故か自分の切符を見せてきます。そこに書かれている名前に衝撃。

簡体字で書かれているのですが、これは「吴孙权wusunquan/呉孫権」と読みます。命名した親はノリで名付けたのでしょう。

「今から孫権の建てた城とか墓を見てくるんだよ」「俺そんなの建ててないし、死んでないよ」などと冗談を言いつつ過ごしていると、列車の出発時刻になりました。

寝台列車に乗り込む

定刻通りに改札が開き、皆駆け込むように列車に乗り込みます。

駆け込んでも、全席指定なので意味は無いハズなのですが、万が一にも乗り損なったら代わりの座席を確保する等のサポートは期待出来ないので皆必死。私も皆と同じく必死に乗り込みます。

前に乗った列車には無かった車内wi-fiが！

早速使ってみます。

王者荣耀の速度が102msと、かなり良好です。まだ停車中、もしくは利用者が少ないので通信品質が高いのかもしれません。

荷物を置いて一段落すると、窓際の席に移動して懇談タイムです。このタイミングに同じ区画で長時間過ごす人達とコミュニケーションを取っておく事は、長旅を快適に過ごす為にも最重要です。

一通り挨拶をします。日本人は当然珍しいので、色々質問攻めに遭いますが、それが一巡するとタバコタイム。

呉孫権さんとwechatで繋がったので、離れてる二人の乗車両の真ん中らへんの車両でタバコを吸い、世間話です。

お腹が空いてきたので、食堂車に移動して孫権さんとご飯。食堂車のご飯はあまり美味しくない。

食堂車のサービス時間は朝昼晩の3回。それ以外の時間帯は、鉄道スタッフの休憩所と化しています。ただ、サービス時間外に行っても、みんな気のいいオッチャンなので、適当に何か出してくれます。残念なのは、その食事が不味い事です。それさえ無かったら完璧なのになあ。

呉孫権さんと世間話をずっと続けていると、「俺は背中に中国を背負ってる」と言ってきました。「すごいなあ、意識高い系だなあ。」・・・と、意味がわからないでいると背中を見せてくれました。なんと中国の入れ墨を背中に彫ってるのです。

でも↑の入れ墨は角度が90度反時計回りに彫られてます。本当の中国は↓の角度です。

孫権さんは中国人を対象にした旅行会社で働いており、ネタとしてこういうのを仕込んでいるんだとか。

孫権さんは硬座(座席車両)に乗っており、12時間ほどの長旅です。これは過酷。。。

一方私は、お隣が若い女子な寝台車でした。

次の日へ

0815 起床
0900 チェックアウト
0915 ICBC(両替)
0925 南山発
0950 深圳西着(発券)
1000 深圳西発
1020 ケンタ
1050 大新発
1120 老街着
1130 お茶
1140 动漫城
1200 深圳通チャージ50
1215 老街発
1230 华新着
1315 甄姬(zhenji)に変更
1400 华强路発
1430 大新着
1455 便利麺
1505 深圳西着

以上、よろしくお願い致します。