09/17(Tue) 正定/趙雲の生まれ故郷
お疲れ様です。高橋です。
airbnbで洗濯をガッツリ済ませた翌日。駅まで向かう道が市場になっていた。
山盛りのトマト。
もも。
うるさい鶏。
市場の道の終点が、駅前。
タバコが切れたので売り場を探していると、ネカフェ発見。
手前の左は、よくわからないMMORPG、右はLOL。
右奥はLOL TFT。
タバコはパッケージが派手めのものを購入。
朝ごはんは油条豆浆セット。3元なり。
まだ駅は開かず。タバコを吸ってオープンを待ちます。
しばらく待って駅がオープン。
明るい時間の乗車は、ホームに設置されてる到着車両番号のプレートが見やすい。夜は真っ暗で何も見えず困ります。
硬座で2時間半。正定(zhengding)到着。
それほど大きな都市でもないのに、町並みがとてもキレイ。
駅からバスで趙雲故里まで。なんだか全体的にキレイ。
銅像も凛々しい。
趙雲が訓練の時に使った(とされる)石。重そう。
趙雲の馬の水飲み桶。石で出来ている。
傍らにある看板にはこの桶の来歴が書いてあります。すごい意訳すると
「悪い石が川の中にあり、それが悪さして度々船が転覆して住民は困っていた。そんな住民を助けようとした趙雲。銀の槍を持ち川に向かうと、黒い穴が出現。その穴に槍を突き刺すと川は静まった。残った石を持ち帰り、趙雲の馬の水飲み桶にした」
一生分の趙雲を見ました。
趙雲の後は、元々考えていた旅程だと、甄氏の墓と関羽の故郷に行く予定でした。
しかし、ちょっと旅程が忙しすぎて疲れてきたのと、西安に行きたくなってきたので、ここで大きく旅程を変更します。
というわけでまずは駅に向かいます。
駅まではバスで30分の距離があるのですが、なんとなく歩きたい気分になったので、徒歩で駅まで移動。
途中、修復しようとしてるのか壊そうとしているのかわからない、城壁・城門がありました。
たまたま私は”中国の城壁の作り方”の本を持っていまして、その本によると、土を杵で付き固めたものを版築と言い、それだけだと水に弱いので周りを煉瓦で覆うのが一般的なようです。重要な場所には石材を使うものの、煉瓦のほうが工数が安いので、基本、煉瓦っぽいです。
ふと疑問が。日本はなぜ工数のかかる石がメインで城作りが行われたのでしょうか。もしかしたら煉瓦の城壁もある?よくわかりません。
現代の中国の若者にとっては、朱徳よりもこっちの雷锋(leifeng)のほうが有名です。
お腹が空いたので麺を食べに。
日本そばっぽい物を食べてる人が大勢いたので、私もそれを注文。
めちゃくちゃボリューミーで、器が巨大で、思わずタバコを一緒に撮影したくらいです。
だいぶ歩いて正定駅到着。
駅前で、小さいリンゴっぽい果物に飴が掛かっている物を売ってたので、一つ購入。冰糖葫芦(bingtanghulu)というらしいです。小さいリンゴっぽいのは、山査子。
とても酸っぱく、種が多く、食べるのに時間が掛かるお菓子でした。もう二度と食べない事でしょう。
正定の駅の中は、時間の経過がのんびり。駅員が暇そうにしてます。
列車の到着時間になり、ホームへ。
ホームの端が見えないくらい。長さだけは巨大です。
地図で長さを図ったら、560メートルありました。東京駅の一番長いホームは新幹線が止まる400メートルが最長でしたので、その巨大さがわかるでしょうか。これで、例えば車両番号1じゃなく18の間違い・・・だったら最悪です。さすがにその時は融通駅員も効かせてくれるでしょうが。
列車到着。
まずは硬座で17分の所にあるターミナル駅、石家庄(shijiazhuang)へ。
到着。石家庄は河北省の省都でもあり、交通の要衝です。
今wikipediaで色々調べてみた所、臨済宗の発祥の地でもあり、寺も趙雲故里のすぐ近くにあったようです。見に行けばよかった。。
高铁で4時間ちょっとで西安に到着します。高铁速いなー。
夜ご飯は、がおてぃえめし。
緑皮車の食堂車よりも、美味しかった。。
石家庄の街は、スモッグに覆われており、空気が汚いんだろうと思います。
西安北に到着。西安北は西安の真ん中までは結構距離がある場所です。地下鉄で西安のお家へ向かいます。
去年お世話になったお宅なので、airbnbを介さずweixinでメッセージやり取りして直接決済です。
西安地下鉄は現金がなくてもweixinで決済出来るようになっていました。去年は、現金をくれる人を探していたら、親切な若者が一緒になって現金調達のため周りの人々に声をかけまくってくれて、あろうことか獲得した現金を私に無償でくれるという親切を受けた場所なので、色々思い入れが深い。
西安のど真ん中に到着。
お部屋到着。前と同じ部屋。1年の間にここのオーナーがビジネスモデルを変化させてました。
この部屋のど真ん前に小学校~中学校があるんですが、そこに通学するにはちょっと遠い所に住んでいる子どもたちを宿泊させるための場所として、小さい二段ベッドを部屋にいくつか設置しています。去年は居間のようなスペースだった真ん中の大きい部屋には学習机が並べられて、さながら教室のようです。
以上、よろしくお願い致します。
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