09/15(土) 鄭州~洛陽/旅游年票一卡通・黄河
お疲れ様です。高橋です。
旅游年票一卡通(lvyou nianpiao yikatong)
朝。相変わらず雨が降ったり止んだりの冴えない天気の中、起床です。昨晩は夜中だったこともあり周りの景色がわからなかったのですが、朝になって周りを見ると、さすが高層マンションの最上階。見晴らしが良すぎて怖いくらいです。こんな所に一人で住んでるホストの若者。。何者でしょうか。。
13:13鄭州発洛陽行きの列車に乗る前に、黄河を見に行くため、早々にチェックアウトします。
朝ごはんの饅頭2個と豆浆、5元。
中国の朝の小吃は出来たてで暖かく美味しい。
黄河にほど近いバス停まで行く路線を高德地图の公交モードで検索し、バス停でしばし待機。
中国の各都市には、よほどのど田舎じゃない限り公共バス(公交/ごんじゃお)が張り巡らされており、とても便利。費用は大抵1元か2元。SUICAのような交通カードもあり、それを使うと半額になります。が、今回の旅行のように複数の都市を巡る場合、各都市でいちいち交通カードを買ってると、それはそれで面倒なので、都度現金払いです。そんな交通カードですが、バス停には上の写真のように、カードをセットしておきつつalipay/zhifubao等で決済してチャージ出来るという、とても便利なデバイスが設置されていました。日本のバスの場合、バスの運転手に1,000円を渡してチャージするという方法がありますが、あれは後ろに並んでいる客を待たせているためとても非効率です。
さて、今日の午後から本格的に中国の西北にある各種史跡をめぐります。そんな時にとてもお得なのが、この「旅游年票一卡通」というアプリ。中国の様々な観光スポットはそれぞれ入場料が掛かる場合がありますが、このアプリを使えば合計数千元分の観光スポットに98元で入り放題というもの。
昔は物理的なカードしか無かったようで、しかも、どこに売ってるか不確かだったり売り切れていたりという状態だったようですが、時代はスマホアプリ。アプリをダウンロードして、wechat/alipayのいずれかで決済し、自分の顔写真を撮影して送信すると、利用可能になります。
注意点1. 写真を送信してから24時間程度待つ必要がある(裏で人間が人力でチェックしてる)ため、余裕を持って決済&写真送信をしておいたほうが、陝西地域に到着してすぐに利用できます。
注意点2. 全部の有料観光スポットが免費になるわけではないので、自分が行きたい場所をどのくらいカバーしているか事前にチェックしたほうが良いです。アプリをダウンロードした後にどこのスポットで使えるかわかります。例えば兵馬俑とかは入れません。自分が行く観光スポットの総費用をctripか何かで事前に計算し、その合計額が98元以上だったら、迷わず購入したほうが良いでしょう。
注意点3. 今の所「西北版」しかアプリになっていないようです。それ以外の地域でお得に入場したい場合は、従来どおりアナログなカードを郵便局等で買う必要がありそうです。詳しくはこちらの公式サイトを見てみてください。
注意点4. 写真の認証が通らない場合、このアプリのカスタマーサポートに問い合わせして認証してもらう必要があります。カスタマーサポートの電話番号使ってwechatアカウントを検索し、テキストメッセージで問い合わせすればOK。
黄河
バスに揺られて「黄河花园口旅游区」という所まで行きます。
降りてしばらく歩くと、黄河を跨ぐ巨大な橋。先が見えないくらい巨大で長い橋です。
黄河に沿った道沿いを東に歩いていくと、日本軍の進撃を防ぐために国民党が黄河を決壊させたという記念碑があります。
当時この花園口辺りで黄河の堤防を決壊させ、かなりの範囲を水没させた事件として知られているようです。
黄河の周りには木が植樹されています。
黄河は貴重な水源であり、それを守るための木なので、切ったら罰するよ、という掲示板を頻繁に目にします。
さらに東に進むと、テレビの撮影かなんかで警官が沢山いました。警察仕様のドローンなんかもあります。
確かに、、事件があった場合は、警察署からドローン飛ばして空撮をリアルタイムに確認出来れば効率的です。日本の警察はドローン飛ばせないんだろうか。
今回の旅は、この妲己人形と一緒に名所を巡っています。
妲己は、紀元前1000年前、つまり今から3000年前の殷(商)の時代の悪女でもあり、王者荣耀という世界で一番売れてるアプリのキャラクターの一人でもあります。
黄河が一望できる場所をようやく見つけ、妲己と黄河の記念撮影。
川幅が広く、渡河も命がけ。文化が分断されるのも納得の幅です。こんな河の堤防を決壊させたら、そりゃ酷いことになりますね。。
黄河を存分に眺め終わった後は、鄭州駅まで戻ります。
こんな田舎にもバスは通っています。
洛陽へ出発
鄭州駅。中規模の大きさで、人はそこそこ多い。
鄭州から洛陽は列車で2時間。
そんなに遠くないですが、贅沢して硬卧に乗り、ゴロゴロと横になって移動します。
知らないおじさんが、随分とイケメンな面を食べてました。
このフォークを蓋に刺すには、結構コツがいるようです。私も何回か真似してみたのですが、なかなか一発でうまく刺さらず。
洛陽の都に到着。
洛陽は三国志にも出てくるメジャーな地名なのに、案外駅はしょぼい??
駅を出て記念撮影。それほど大きい駅ではありません。
洛陽到着
駅を出て散策中、様々な仕事毎の募集給料を発見。
手に職がある方が、当然ながら給料は高い。
餃子と、米饭。餃子を注文した後に米饭もお願いすると、店員は「え、米饭もアルか?」的なニュアンスで聞いてきましたが、「我要米饭!!」と回答。
あまりに麺類が続いたため、体が白米を欲していたのです。ただ、この米饭は、不味かった。。。
airbnbのお宅へ
洛陽のairbnbのホストとwechatでやりとりし、このお茶屋の前で待ち合わせ。なんとわざわざ迎えに来てくれました。
すぐに合流する事が出来、歩きながら色んな話をしつつお部屋到着。
お部屋というか、アパートの部屋丸々、トイレもシャワーも部屋もワンセットで占有出来ました。
これで80元以下は安い。
しとしとと雨が降る、若干寂しい洛陽の下町を眺める。
位置はこの辺り。
外は雨がやや強くなってきて、外に出る気が無くなったので、部屋に篭ってPUBGモバイル、ならぬ、绝地求生の刺激版やったり、動画見たり。
私が買った联通のSIMは、免費な動画サービスが異常に充実しております。
中国のプリキュアである巴啦啦小魔仙や、本家のプリキュア、、
ワンピース、ドラゴンボール、聖闘士星矢、ハンターハンター、スラムダンク、コナン、、
なんでもあります。言うなれば、huluやnetflixといったサービスを、キャリアがパケフリーで提供してる事と同義。中国の人民が羨ましい。
以上、よろしくお願い致します。
関連記事
-
-
09/20(木) 漢中~成都/武侯祠&馬超墓&田舎駅
お疲れ様です。高橋です。 8時に起床し、ホスト姉妹にご挨拶。 「朝ごはん食べる? …
-
-
09/22(土) 成都~重慶/博物館&市中散策
お疲れ様です。高橋です。 成都二日目の朝は、ホストのオバサンと、昨 …
-
-
09/23(日) 重慶/烈士墓&長江&博物館
お疲れ様です。高橋です。 10日といった長い旅程の場合、旅の途中で …
-
-
09/21(金) 成都/市中散策
お疲れ様です。高橋です。 昨夜22:05に勉县を出発した寝台列車は、成都に05: …
-
-
09/18(火) 西安/蔡文姬記念館他
お疲れ様です。高橋です。 月曜日に休館で行けなかった蔡文姫記念館そ …
-
-
09/17(月) 西安/漢陽稜&市中散策
お疲れ様です。高橋です。 寝台列車にゴトゴト揺られながらふと目を覚まし、スマホで …
-
-
09/19(水) 西安~岐山~漢中/初didi&五丈原
お疲れ様です。高橋です。 西安に到着し3日目。 雨はまだ降っていま …
-
-
09/13(木) 上海~鄭州/SIM購入&羊の胡麻しゃぶ
お疲れ様です。高橋です。 今回の旅行のテーマと、初の大陸着発 今回の中国旅行は、 …
-
-
09/24(月) 重慶~成田/大陸の空港&帰国
お疲れ様です。高橋です。 中国最終日。最終日の日記は毎回つまらない。   …
-
-
09/16(日) 洛陽~西安/関羽首塚
お疲れ様です。高橋です。 チェックアウト 洛陽の朝は雨。 雨が降っ …
- PREV
- 09/14(金) 鄭州/官渡寺&Airbnb
- NEXT
- 09/16(日) 洛陽~西安/関羽首塚